Tomoya's Blog (ja)

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ErgoDox EZを買ってみた

少し前から気になっていた左右分離型のキーボード “ErgoDox EZ” を買ってみた.(ブームは過ぎ去ってしまった感があるがそこは気にしない)

ErgoDox EZ?

ErgoDox EZは,ErgoDoxという左右分離型キーボードのオープンな設計データを元にキーボードを作り製品化されたものだ.EZが登場する前は自分で個別の部品を買い集めて組み立てる必要があった.
自分で組み立てるのはなんか自分が求めているものではないし,完成品を買うのとパーツを集めるので大して費用が変わらなかったから今回は完成品を購入した.

最大の特徴は左右で分離しているから腕を肩幅に広げて前に伸ばすことできることで,これにより肩への負担がかなり減るらしい.これを知り,だいぶ前から肩こりがひどかったから購入に踏み切った.

他にも,qmk と呼ばれるファームウェアがキーボード内のボード上で動いていて,こいつを改変することでキー配列やマクロなどをかなりの自由度でカスタマイズできるという特徴がある.これで遊んでみて使いやすいキーボードを手に入れたかったというのもある.毎日使うものだし道具にはこだわらないと.

買ったもの


ErgoDox EZの公式サイト

  • 無印字キーキャップ
  • Cherry MX 青軸
  • Tilt/Tent Kit つき

のものを購入.送料込みで$295で,別途受け取り時に消費税¥2080を配達員に支払った.注文後3週間かかると言われていたが,1週間ほどで配達されて大満足だった.
昔の情報ではある程度注文が溜まってからバッチ処理的に生産をするから時間がかかる場合もあったみたいだが,今はどうなのだろうか… 僕の運が良かっただけかもしれない.

う,打てない!?

噂ではErgoDox EZのキーレイアウトが一般的なキーボードと違っているからなれるまで時間がかかると聞いていた.「まぁ,大丈夫だろう」なんて思って早速マシンに繋いで電源を入れ,パスワードを入力しようとするが,これがうまいこといかない.パスワードの入力は前から使っていた Majestouch を繋いで行う.パスワードは文字列というより指の動きで覚えているから仕方がないかと.

ところが,試しにターミナルで適当にコマンドを叩きだすと…


特に”C”のキーがちゃんと押せない.というのも人差し指で”C”を押しに行く間違った癖がついていて,普通のレイアウトのキーボードなら正しく打てるものの,このキーボードだと間違って”V”をつい押してしまう.

続いて翌日に提出しなければならないレポートの作成に,ErgoDoxで取り掛かる.とはいえ,”C”以外にも親指に移動しているキーを中心にいろいろと押せない.このまま作業効率が低いまま使い続けて時間がかかってしまうのも問題だから,ひとまず,元から使っていたMajestouchに戻す.なんだか負けた感じがした.

慣れてきたぞ,というわけでカスタマイズ

一週間ほど使ってみて入力の精度は上がってきたが,依然とラップトップや前のキーボードでのタイピング速度よりは遅くなってしまう.でも,これはより慣れたら早く打てるようになるだろうと思い,とりあえずいろいろとキー配列をいじって遊ぶことに.

親指シフトの導入

qmkにはDual Role Keyなる機能があり,短く押せばあるキーに,抑えれば別のキーにできるというものである.これでspaceキーとenterキーを押さえた時にはシフトキーになるようにしてみた.Enterに関しては特に問題がなかったが,spaceに関しては文字入力の後にスペースを叩くのが早すぎて認識されないという問題に直面.親指シフトは最終的にenterキーと,左右の親指から一番遠いキーにセットして使うことに.

vimモード

vim以外の文字入力画面でもvimのキーバインドが使いたいから,それをファームウェア内でどうにかしようと試みた.vimモードなるキー配列を用意し,それが有効である間はh j k l i o xなどお馴染みのキーたちがそれぞれvimでの役割を果たすようにしてみた.とくに,o はマクロを書いて実現したがうまく動いてくれていてよかった.他にも対応できていないキーがあるからそのうち動くようにいじっていきたい.

カスタマイズしたレイアウトのソース

ソースは,GitHub に上げてある.コンパイルの方法はqmkのドキュメントをご参照あれ.

まとめ

まだまだ慣れてはいないが,左右分離型で方に優しく,ファームウェアのカスタマイズで親指シフトやvimコマンドなど自分にあったキー配列が実現でき,いい買い物だったと思う.大事に使っていこう.